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情報通信関連「トランスデジタル」の架空増資事件で、
警視庁は９日、投資会社「コリンシアンパートナーズ」（東京・港）の元役員、
鬼頭和孝被告（35）＝法人税法違反（脱税）罪などで起訴＝を金融商品取引法違反（偽計取引）などの疑いで新たに逮捕した。
同庁によると、鬼頭容疑者は容疑を否認している。
同庁は同日、証券取引等監視委員会と合同でコ社など関係先十数カ所を家宅捜索した。
捜査関係者によると、鬼頭容疑者は金融ブローカー、黒木正博容疑者（44）とともに、
トランスデジタルを実質的に支配していたとみられる。
人材派遣大手、旧グッドウィル・グループ（ＧＷＧ）の会社買収にからむ脱税事件で東京地検特捜部に逮捕、
起訴されていた。
逮捕容疑は2008年７月29～31日、
新株発行に伴いトランスデジタルに約８億８千万円が払い込まれたように仮装し、
投資家らに虚偽の情報を公表するなどした疑い。(09日 16:00)
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)