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岡田外務大臣は衆議院安全保障委員会で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移
設問題について、「アメリカとの交渉は、外務省で責任を負って行う」と述べ、
外務省が対米交渉に当たるという考えを強調しました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐっては、今月２日、平野官房長
官と北澤防衛大臣がアメリカのルース駐日大使と会談し、それまでの政府の
検討状況を説明しています。これについて、１１日の衆議院安全保障委員会で
自民党の議員が質問し、「移設先の政府案について、総理大臣官邸とホワイト
ハウスが調整を行うのか」とただしました。これに対し、岡田外務大臣は「アメリカ
との交渉は、外務省で責任を負って行う。鳩山総理大臣と外交ルートを通じて
きちんとやると確認しており、それ以外は考えられない」と述べ、外務省が対米
交渉に当たるという考えを強調しました。また、北澤防衛大臣は、答弁で「移設
先の候補地となる地元が１００％ではないにしても理解してもらわないといけない。
アメリカ側からも『地元との協議が、まず大事ではないか』というメッセージを
伝え聞いている」と述べ、移設先の候補地となる地元との調整が重要だという
考えをあらためて示しました。NHKニュース
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