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奈良県警の2警官、暴力団組員から金品受け取った疑い
2010年3月8日3時1分
暴力団捜査を担当していた奈良県警の捜査員2人が、捜査情報を提供する
見返りに組員らから金品を受け取っていた疑いがあるとして、県警監察課
の事情聴取を受けていることが、捜査関係者への取材でわかった。
一部の情報漏洩(ろうえい)などについて収賄罪や地方公務員法違反罪の
公訴時効が成立していたり、物証が乏しかったりするため、県警は立件を
断念し、処分を検討している。2人は辞職する意向を示しているという。
捜査関係者によると、事情を聴かれているのは、現在、県警橿原署地域課
に勤務する男性警部補(48)と男性巡査部長(56)。2人は容疑の一部を
認めているという。
2人は以前、県警本部の組織犯罪対策2課に所属。警部補が3年ほど前、
巡査部長が5年ほど前、それぞれ家宅捜索などの捜査情報を暴力団組員
側に漏らし、組員らから謝礼として現金数万円や腕時計などを複数回に
わたって受け取っていたとされる。
収賄罪の公訴時効は5年、地方公務員法(守秘義務)違反罪は3年。2人の
一部の行為については、公訴時効が成立。また、成立していない場合でも、
現金の授受は手渡しとみられ、証拠となる口座振り込みなどの関係書類が
なく、同容疑での立件は困難と判断したという。
組員が大阪府警に別件で逮捕され、2人との関係を供述したため発覚した。
組員については贈賄罪の公訴時効(3年)が成立しているという。
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