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米当局、リコール対応後のトヨタ車で意図しない加速再発との苦情を調査
2010年 03月 5日 14:20 JST
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は4日、トヨタ自動車のリコール(回収・無償修理)
対象車で、修理後も意図しない加速が解消しないという60件以上の苦情を調査している
ことを明らかにした。
NHTSAは声明で、苦情の調査と車の持ち主への聞き取り調査を行っているとした上で、
苦情は立証されていないと強調した。NHTSAはまた、トヨタに対し、受けた苦情に関する
情報を提供するよう要請している。
トヨタは3日、NHTSAが最初の10件の苦情を明らかにしたことを受け、同社でもこの
問題の調査を迅速に進める方針を示した。同社は、リコール対応策は厳格に試験されて
いるとしている。
NHTSAのストリックランド局長は4日、苦情の「真相を断固として究明する」方針を明ら
かにした。ラフード運輸長官は同日これより先、上院委員会で、トヨタ車の持ち主は問題が
解決されない場合は再度、ディーラーに車を持ち込むべきとの見解を示した。
米政府は、対応策が機能していないようであれば、トヨタに別の対策を指示する権限が
あるとしている。
トヨタは今週、2009年10月および今年1月に発表したリコールの対象車600万台超の
うち100万台以上の修理を行ったことを明らかにしていた。
NHTSAは、意図しない加速の原因の可能性として、「レクサス」と「トヨタ」車の電子制御
スロットルに問題がないか、再度調査している。トヨタは、徹底的に試験したが問題は見つ
からなかったとしている。
URLリンク(jp.reuters.com)