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チリ大地震で1日の長さ、わずかに短縮 NASA分析
米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所は2日、マグニチュード(M)8.8を記録した
チリ大地震によって、地球の自転速度がわずかに増し、1日の長さが100万分の1.26秒短く
なり、地軸の傾きも約8センチずれた可能性があるとする分析結果を発表した。
岩板や地球上の物質など、質量を持ったものが移動すると自転に影響を与えるといい、
同研究所のリチャード・グロス博士は「火星や土星などに向かう探査機の管制には悪影響が
出る恐れもあるが、変化はごくわずかで、一般の人には影響はない」と話している。
グロス博士はコンピューターで今回の地震の影響を試算し速報値を出した。M9.0を記録
した2004年のスマトラ沖地震についても試算。この時は1日が100万分の6.8秒短くなり、
地軸の傾きは約7センチずれたとした。(17:40)
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