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宮城県石巻市の住宅で１０日、２人が刃物で刺されて死亡した事件で、
この家の次女の元交際相手とともに逮捕された仲間の少年が「元交際相手の
少年から罪をかぶれと迫られた」などと供述していることが、警察への取材で
わかりました。
１０日、石巻市清水町の南部かつみさん（４６）の住宅で、長女の美沙さん（２０）
と、次女の友人の大森実可子さん（１８）、それに２０歳の男性が刃物で刺され、
美沙さんと大森さんの２人が死亡し、男性が大けがをしました。警察は、
この家の１８歳の次女を連れ去って監禁したとして、元交際相手の１８歳の少年と、
仲間の１７歳の少年を逮捕し、１２日、２人の身柄を検察庁に送りました。
警察によりますと、逮捕されたとき、凶器の包丁は仲間の少年が持っていましたが、
この少年は調べに対して「元交際相手の少年が３人を刺し、『罪をかぶれ』と
迫られた。逆らえなかった」と供述しているということです。これまでの調べに
よりますと、元交際相手の少年は、南部さんの次女に暴力をふるっていたため
家族が会わせないようにしていましたが、こうした対応に強い不満を持っていた
ということで、警察は、元交際相手の少年が事件を主導したとみて調べています。
NHKニュース
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