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組織対策費:新進、自由党でも 藤井前財務相には31億円
民主党の小沢一郎幹事長が代表時の06~08年に党本部から財務委員長の
2議員に支出された計約22億円の「組織対策費」。議員名の領収書さえあれば
使途の説明を求められないこうした支出は、小沢氏が過去に率いた新進、自由
両党でも、4議員に計75億円余が集中的に支出されていた。
このうち計約31億円は、辞任した藤井裕久前財務相あて。他の3議員のうち2議員は
「まったく知らない」などと話しており、名義借りの疑いも出てきた。
新進党は94年12月に結成され、95年12月に党首が海部俊樹元首相(引退)から
小沢氏に交代。政治資金収支報告書によると、96年8月、幹事長だった米沢隆
元衆院議員(同)に組織対策費として4億1092万円が党本部から支出された。
その後、幹事長は西岡武夫参院議院運営委員長(現民主)に代わり、
12月に23億7350万円、97年には計2回で計6億1554万円が西岡氏に支出された。
新進党は97年12月に解散し、小沢氏は98年1月に自由党を結成して党首に。
同年には幹事長だった野田毅元自治相(現自民)に計2回、計10億1348万円が
党本部から組織対策費として支出され、後任幹事長だった藤井裕久前財務相
(現民主)には99年4月~03年9月の解党まで計12回、計31億3623万円の
支出があった。
他に組織対策費としての議員への支出は、国政選挙時に立候補者へ
数百万~1000万円を一律配布しただけだった。
両党から4議員への支出は計75億4969万円に上る。
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