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仙台地裁で昨年開かれた裁判員裁判の判決宣告後、記者会見の
注意事項を裁判員に説明する場で、地裁が会見の運用を阻害しかね
ない説明をしていたことが6日、関係者への取材で分かった。
仙台地裁は「裁判員がそう(否定的に)感じてしまったのなら、今後は
気を付けたい」と話している。
関係者によると、裁判員らは判決の言い渡しを終え、地裁総務課長
から記者会見に関する説明を受けた。その際、総務課長は「会見で
ばかな質問をする記者がいる」、もしくは「ばかな記者がいる」といった
趣旨の発言をしたという。
説明時間は約10分で、出席する記者数や想定される質問などが
伝えられた。総務課長は評議の秘密についても「記者は秘密を聞こう
とする。その時はアイコンタクトをしてください。質問を止めます」などと
話したという。
裁判員経験者の一人は「正確な言い回しはあいまいだが、職員が
『ばか』という言葉を使ったのは間違いない。説明で記者に対する否
定的なイメージを植え付けられ、質問にできるだけ答えないようにしよ
うと身構えた」と証言した。
記者会見は報道機関の主催だが、事前説明や出欠の意向確認は
地裁が行う。記者は会見まで裁判員と接触できず、会見内容の録画
や録音も認められていない。河北新聞
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