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後期高齢者 保険料が大幅増か
75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度は、ことし4月に、制度の導入後初めて
保険料の改定が行われますが、高齢化の進展などの影響で、保険料が大幅に上がる
のは避けられない見通しで、政府の対策によって、どこまで負担の増加を抑えることが
できるかが課題になります。
75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度は、2年に一度、保険料が改定される
ことになっています。ことし4月に初めての改定が行われますが、厚生労働省は、
先月、高齢化が進んで医療費が増える影響などで、75歳以上の保険料は、
全国平均で今より13.8%上がるという見通しを示しています。
このため、厚生労働省は、急激な負担の増加を抑えるため、保険料の未納などによる
財源不足に備えて国や都道府県が拠出している基金を取り崩すなどの対策を講じる
ことにしており、こうした対策によって、どこまで負担を抑えることができるかが課題に
なります。
後期高齢者医療制度をめぐっては、政府は、3年後の平成25年に廃止する方針で、
新たな制度を検討する有識者会議が、年齢で区分しない制度にするといった
基本方針を基に、ことしじゅうに具体案をまとめることにしています。
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