09/12/28 16:59:41 0
高校の新しい学習指導要領の解説書で領土問題について竹島
(島根県)が明記されなかった。
昨年改定した中学用では「我が国と韓国の間に主張に相違がある
ことなどにも触れ」と初めて竹島について記述した。
ところが今回の高校用では、竹島の言葉を入れず、「中学校に
おける学習を踏まえ」とあいまいな表現になった。何を遠慮したのか、
これではどの国の領土なのか分からない。北方領土とともに竹島が
日本固有の領土であることを明確に教えるべきである。
解説書は指導要領の内容を具体的に説明したもので、教科書編集
や授業に反映される。鳩山政権では初の解説書改定だが、学校で
教えるべきことをきちんと教えない事態は国益にも反する。
中学解説書の改定時には、韓国の李明博新政権への配慮もあって、
竹島が「日本固有の領土」と明記されなかった。高校でさらに記述が
後退したのは残念だ。
政府は「韓国への配慮」を否定したが、韓国メディアは「苦心した
跡がみえる」などと日韓関係に配慮したとの見方を一斉に伝えた。
日本政府は足元を見られていることに気づくべきだ。
逆に韓国の教科書では、竹島(韓国名・独島)が韓国領土であると
詳しく記述している。解説書の記述見送りは、領土問題での後退と
受けとられかねない。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)