09/12/28 11:18:01 0
【新型インフル】ワクチン「不足」一転「余る」 1億5300万人分確保
当初は「足りない」と大騒ぎした新型インフルエンザワクチンが、今度は逆に「余る」ことが
確実な状況になっている。流行が下火になりつつあることで接種希望者が減ることや、来年
2月には9900万人分(1回接種の場合)という大量の輸入ワクチンが供給される予定になっ
ているためだ。医療現場ではすでに接種予約のキャンセルも出始めているといい、関係者
からは「輸入する必要はなかったのでは」と、指摘する声も出始めている。
「ワクチン接種の予約電話はずいぶんと少なくなった。キャンセルも相次いでおり、
あの騒動はなんだったんだろう…」。六号通り診療所(東京都渋谷区)の石原藤樹所長は、
ワクチン不足が深刻だった11月中旬を振り返る。
当時は予約や相談の電話が鳴りやまず、連日20人以上に接種を行っていた。しかし、
現在はワクチンの1瓶(18回分)が1日で使い切れない状況。そのため1週間に1、2日、
希望者を集め集団接種をしている。
集団接種のため200人の募集をかけたところ、8人しか集まらなかったという話もあると
いい、石原所長は「流行がピークを越えたとされる今、3600円を払ってまで打とうという人は
少ない。輸入ワクチンの入荷は見合わせようかと考えている」と話す。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)