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「国民から広く支持を集めている政治家だと見せたかった」-。
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金事件で、
懇話会の元会計事務担当で、東京地検特捜部が在宅起訴の方針を固めている
元公設第1秘書は、特捜部の事情聴取に対し、鳩山氏や実母の資金を個人献金に
偽った動機をこう供述しているという。一方で「単にずさんだっただけ」などといった
指摘もある。元公設秘書の偽装の手口を改めて検証してみた。
■報告書作成の実態
「元秘書は、それほど悪いことをしたと思っていないと思う。程度の差こそあれ、
どの事務所でもやっていることだから」
会計事務を担当したことのある国会議員秘書は、今回の偽装献金について、
こう話しつつ、収支報告書作成の実態を明かす。
「国会議員は、多額の政治資金を集める一方、“子分”の議員に配る金など表に
出せないものも含めて多額の支出がある。収支報告書を作成する際は支出の
総額をまず決め、それに見合うよう収入を計上するが、収入も表に出せない金が
あるから当然足りない。どうするかというと、5万円以下の匿名献金を増やす」
実際、元秘書は支出額を確定させた上で、それに見合うよう鳩山氏や実母の
安子さん(87)の資金を5万円超の個人献金や、収支報告書に記載する必要の
ない5万円以下の匿名献金、政治資金パーティー収入の3つに振り分け、
帳尻合わせをしていた。
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