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独、アウシュビッツに78億円 博物館運営で拠出
【ベルリン共同】
ドイツ政府は16日、ナチス・ドイツがユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を行った
アウシュビッツ強制収容所跡地(ポーランド南部)の博物館の運営・維持などを図る特別基金に
計6千万ユーロ(約78億3千万円)を拠出すると発表した。
ポーランド政府は2月、老朽化が進む博物館を将来世代のために保存しようと、
1億2千万ユーロ規模の協力を周辺国に要請。
しかし、フランスなど数カ国しか応じず資金集めが難航、
ドイツ政府と16の州政府が基金の半額を負担することになった。
ドイツのウェスターウェレ外相は資金拠出について
「われわれの(過去の)歴史に対する責任だ」との声明を発表した。
博物館はポーランド国立で、南部オシフィエンチム市郊外に開設。
ユダヤ人らを殺害したガス室など建物は約150あり、面積は約200ヘクタールに及ぶ。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されているが、
建物や展示品の劣化が激しく、その修復などにも多額の費用が必要となった。
(12/17 09:06)
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