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危険な小惑星、リストアップ=宇宙の地図作り衛星打ち上げ-NASA
米航空宇宙局(NASA)は米東部時間14日午前9時9分(日本時間同日午後11時9分)、
広域赤外線探査衛星「WISE」を搭載したデルタ2ロケットをバンデンバーグ空軍基地
(カリフォルニア州)から打ち上げ、衛星を軌道に乗せることに成功した。地球に接近する
恐れのある小惑星などをリストアップするほか、可視光線では見えない暗い天体や遠くの
銀河を観測する。
「WISE」は高度520キロの上空で地球を周回しながら赤外線望遠鏡で、約9カ月間に
わたり天体が放出する赤外線や熱を探知する。小惑星やすい星の大きさや組成、分布を
調べ、地球に接近する危険度の分析に役立てる。
また、恒星になり損ねた「褐色矮(わい)星」も探す。褐色矮星は星の中心部で核融合
反応が続かず、徐々に冷えて暗くなり、可視光線ではほとんど見えない。NASAは
「何億もの天体を地図に落とし、惑星や星、銀河の起源の疑問を解くのに役立てたい」
としている。(2009/12/15-06:50)
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