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宮内庁、外務省…広がる懸念 「亡国」批判も 天皇特例会見問題
2009.12.15 00:04
民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、羽毛田信吾宮内庁長官に辞任を迫ると
いう激しい反発をみせた。宮内庁だけでなく、外務省にも今回の決定への強い懸念が広がる
中で小沢氏が、異論を封じ込めようと、強気の姿勢を示したようだ。
複数の日中関係筋の証言によると、鳩山政権は、中国側の度重なる申し入れに逡巡し、
それでも抵抗できなかった。こうした対応に外務省関係者からは「外交では筋を通して
ほしい」、宮内庁幹部からも「問題を安易に考えている」と強い批判が出てきた。
実は、政府は11月30日、正式に中国側に「会見は無理」と通告した。「1カ月ルール」と、
75歳と高齢の陛下のご健康が万全とまではいえないことが理由だった。
ところが、駐日大使館を中心とする中国側の巻き返しが始まる。政府・民主党だけでなく、
野党・自民党の中曽根康弘元首相ら中国とパイプの太い政治家らにも「なりふり構わず」
(外交筋)働きかけた。
「日本が一度断れば、中国が必死に動いてくることは分かっていたことだ。なのに、
鳩山政権は中国側の動きに動揺してしまった」
別の外交筋はこう解説する。中曽根氏ら自民党の政治家は「われわれが『ルール破りは
ダメです』と説明したら理解してくれたが、民主党側は、まるで中国の走狗(そうく)となった」
という。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)