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鳩山由紀夫首相が天皇陛下と中国の習近平国家副主席との15日の会見を
特例措置として認めさせた問題で、日本政府が11月末時点で中国側に
「陛下のご健康がすぐれない。無理だ」として会見は困難との意向を伝えてい
たことが14日分かった。日中外交筋が明らかにした。これに対し、
中国側が民主党をはじめとする関係各方面に巻き返し工作を行った結果、
平野博文官房長官が今月7日と10日の2度にわたり宮内庁に会見の設定を
指示し、日本政府は11日に会見を行うことを正式発表した。
習氏は14日夕、鳩山由紀夫首相と会談した後、首相主催歓迎晩餐会に臨み、
15日に天皇陛下と会見する。
鳩山首相は14日朝、「特例会見」について、「杓子定規に考えるより、本当に
大事な方であれば、天皇陛下のお体が一番だが、その中で許す限りお会いに
なって頂く。それは、日中関係をさらに未来的に発展させるために大変大きな
意味がある。判断は間違ってなかった」と述べ、正当性を強調した。
首相公邸前で記者団の質問に答えた。
平野氏も同日午前の記者会見で「政治利用では全くない」と重ねて主張。
ただ、平野氏は今月9日に日本政府が再び中国側に会見を拒否していたとの
一部報道については、「承知していない」と否定した。
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