09/12/11 14:53:47 QU1xm7Vt0
多額の預金や株などの遺産を相続した人が、不正に税金を免れようとした
申告漏れの総額が、3年連続で4000億円を超えたことがわかりました。
中でも、海外に遺産を隠すケースは年々増えていて、国税庁は重点的に調査を
進めることにしています。
国税庁のまとめによりますと、ことし6月までの1年間に、全国の国税局が行った
相続税の税務調査で、総額4095億円の遺産の申告漏れが見つかりました。
遺産の申告漏れが4000億円を超えるのは、3年連続となります。
中でも、海外の金融機関などに残された株式や預金などの遺産の申告漏れは
353億円で、前の年度より45億円増え、過去最高となりました。ある会社役員の
遺族のケースでは、海外にある預金や株式を日本に取り寄せなければ税務署に
気づかれないと考え、申告していませんでしたが、税務調査で2億円余りの遺産
隠しが発覚し、重加算税を含めておよそ1億2000万円を追徴課税されたという
ことです。
こうした海外に遺産を残しておけば隠し通すことができると安易に考えるケースが
増えているということで、国税庁は、海外で資産運用をする富裕層の資産などに
ついて重点的に情報を把握し、調査を進めることにしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)