09/12/10 16:32:12 lV2sgnI80
中国は、民主党の小沢一郎幹事長率いる600人規模の訪中団を「民主党政権の
対中重視を示す外交活動」(王家瑞共産党対外連絡部長)と歓迎している。同時に、
訪中団に参加する若手議員に注目。今後の日中関係を担う「知中派」として取り込み
を狙う。
訪中団は、小沢氏が自民党旧竹下派時代から続けてきた日中交流事業「長城計画」
に基づく。伝統を重んじる中国の評価は高く、「心を込めて接待し万全の対応をする」
(王部長)と一大イベントとして力を入れている。
特に、小沢氏の強い影響下にある「小沢チルドレン」ら若手議員を重視。先月訪日した
王部長は、「27歳の議員もいて驚いた。彼らの中国に対する知識はメディアを通じた
もので体験が乏しい」と次世代の危うさを実感している。
そこで今回は、直接的な対中理解を深めるメニューを用意、「友好と協力が両国関係の
主流」との認識の共有化を目指す。
例えば、一行は中国人民銀行(中央銀行)や外務、商務、環境保護、財政の各省、
国家発展改革委員会の訪問を予定。対中ビジネスにもかかわる主要部門で、
人脈づくりの場となる。農民工(出稼ぎ労働者)の子弟が通う学校や軍事施設などの
見学も計画されており、中国の国防政策や社会問題に対する支持を取り付けたい
思惑がうかがえる。
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