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岡田克也外相は9日、外務省で北朝鮮による拉致被害者家族会と面会した。
外相は「北朝鮮が誠意ある対応をとれば見返りを考えざるを得ない」と表明。
北朝鮮が拉致問題に関する再調査に着手すれば北朝鮮への制裁を一部解除
する用意があるとした昨年8月の中国・瀋陽での日朝実務者協議の合意に
沿って対応する考えを示した。
家族会の飯塚繁雄代表は「米国や中国に『拉致問題を早く解決しろ』という
メッセージを出すよう求めてほしい」と要請。外相は「核、ミサイル、拉致問題を
包括的に解決する考え方は変わっていない」と語った。
拉致問題をめぐり、日朝両政府は福田政権時代の昨年8月、北朝鮮による
調査委員会設置で合意。日本は再調査の開始に合わせて経済制裁を一部解除
する方針を打ち出したが、福田康夫首相の退陣表明直後に北朝鮮が「新政権の
立場を見極めるまで調査委発足を控える」と表明。それ以降、再調査に関する
具体的な進展はないままだ。
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