09/12/10 15:21:37 0
対中重視の民主党を評価-小沢氏訪中
中国は、民主党の小沢一郎幹事長率いる600人規模の訪中団を
「民主党政権の対中重視を示す外交活動」(王家瑞共産党対外連絡
部長)と歓迎している。同時に、訪中団に参加する若手議員に注目。
今後の日中関係を担う「知中派」として取り込みを狙う。
訪中団は、小沢氏が自民党旧竹下派時代から続けてきた日中交流
事業「長城計画」に基づく。伝統を重んじる中国の評価は高く、
「心を込めて接待し万全の対応をする」(王部長)と一大イベントとして
力を入れている。
特に、小沢氏の強い影響下にある「小沢チルドレン」ら若手議員を
重視。先月訪日した王部長は、「27歳の議員もいて驚いた。彼らの
中国に対する知識はメディアを通じたもので体験が乏しい」と次世代の
危うさを実感している。
そこで今回は、直接的な対中理解を深めるメニューを用意、「友好と
協力が両国関係の主流」との認識の共有化を目指す。
例えば、一行は中国人民銀行(中央銀行)や外務、商務、環境保護、
財政の各省、国家発展改革委員会の訪問を予定。対中ビジネスにも
かかわる主要部門で、人脈づくりの場となる。農民工(出稼ぎ労働者)
の子弟が通う学校や軍事施設などの見学も計画されており、中国の
国防政策や社会問題に対する支持を取り付けたい思惑がうかがえる。
JIJI
URLリンク(www.jiji.com)