09/12/10 13:04:30 MRTKRhEI0
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、
鳩山氏が実母(87)から提供された資金について贈与だったことを認める意向で
あることが9日、関係者の話で分かった。一方、東京地検特捜部は来週中にも、
懇話会の元会計事務担当で鳩山氏の元公設第1秘書を政治資金規正法違反
(虚偽記載)罪で在宅起訴する方針を固めたもようだ。刑事処分を受け、
鳩山氏は修正申告して贈与税を支払う意向を表明するとみられる。
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関係者によると、鳩山氏の実母は、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」
(東京都港区)が管理していた口座から約36億円を現金化。平成20年までの
6年余りで鳩山氏側に計約11億円を提供したとされ、鳩山氏が支払う贈与税は
5億円を超えるとみられる。
元公設秘書は実母からの資金のうち20年までの5年間で、1億円余りを
偽装分の原資に充てていたという。
鳩山家関係者によると、資金提供を仲介した実母の側近らは特捜部の任意の
事情聴取に「鳩山氏への貸し付けだった」と説明していたという。
鳩山氏は「ないと信じていたので、大変驚いている。私の知らないところで何が
行われていたのか」などと一貫して資金提供を認識していなかったとしており、
改めて同様の見解を表明する意向とみられる。
その上で、実母との貸借の約束はなかったため、貸し付けには当たらないと説明。
資金が返済されておらず、金利も支払われていなかったことなどから、結果的に
自身への贈与に当たることを認める構えだ。
現時点では実母からの提供総額や詳しい使途などを把握していないため、
刑事処分後に改めて調査した上で修正申告するという。
実母から鳩山氏と同額の提供を受けたとされる弟の鳩山邦夫元総務相は、
すでに贈与税を支払う意向を表明している。
一方、特捜部は今週末に最高検など上級庁と最終協議を行った上で、
約3億6千万円の偽装献金を政治資金収支報告書に記載した規正法違反罪で、
来週中にも元公設秘書を在宅起訴する方針。
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