09/12/09 16:13:30 e4pDYROj0
先日、私の元に奇妙な中国100人民元札が持ち込まれた。
数枚あり、「鑑定してほしいが、鑑定書は不要」だという。
鑑定書不要の鑑定依頼など不思議な話だが、一目見るなり、
私は目を疑った。なにしろ、紙幣の記番号が全て同じだったのだ。
普通に考えれば、当然だが「偽札」ということになる。
本物の場合、世界中どこの札でも、同一番号が2枚以上ある
ことはあり得ない。
いちばん簡単な解釈としては、偽札印刷中になんらかの
ミスかトラブルで、番号を1枚ずつ違えるのをし損なった
ということだ。
しかし、この札には、実はもっと大きな「闇」が隠されていた。
というのも、紙幣の紙自体、品質そのものが本物と同じで、
インクも印刷も本物そのもの。どう見ても記番号の多重以外に、
本物との差を見つけられないからだ。
つまり、1枚だけ見れば、真贋は別として、鑑定としては
「明らかに本物」とせざるを得ないということ。この
「不思議な紙幣」の裏には、中国の持つ巨大な闇が隠れているのだ。
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