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麻薬密売人を拉致し警察署前に放置 ３組員を逮捕 警視庁
2009.12.7 13:34
対立する麻薬密売人グループのイラン人を拉致し、覚醒剤を奪った上、テープで巻いて
警察署前に放置したとして、警視庁組織犯罪対策２課は、逮捕監禁と強盗の疑いで東京都
多摩市関戸の指定暴力団住吉会系組員、春木義明容疑者（４２）ら３組員＝いずれも窃盗
罪で服役中＝を逮捕した。他に１人の行方を追っている。
同課によると３人は容疑を認めている。春木容疑者らは被害者と対立する別のイラン人
密売グループから依頼を受け、拉致を実行。春木容疑者らは被害者を放置した田園調布署
に「あいつは密売人。おれは正義の味方だ」と通報していた。
同課の調べによると、春木容疑者らは平成１９年８月２５日午前０時ごろ、イラン人の男
（２２）＝覚せい剤取締法違反で有罪、強制退去＝を品川区平塚のマンションから拉致して、
車内で縛って監禁。現金約１１３万円や覚醒剤を奪った疑いが持たれている。
同課は捜査の過程で、２つの密売人グループを摘発。これまでに被害者やイラン人密売
人ら計１１人を逮捕し、覚醒剤約１０キロなど計１１４２万円相当や現金９１３万円を押収して
いる。
１８年１０月以降、都内では密売人とみられるイラン人が襲われる事件が６件発生している。
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)