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沖縄県訪問中の岡田克也外相は5日、米軍普天間飛行場(同県
宜野湾市)の移設問題で、日米合意のキャンプ・シュワブ沿岸部
(名護市辺野古)移設案に代わる選択肢として検討してきた米軍嘉手納
基地統合案について「非常に厳しい状況だ」と述べ、事実上断念する
意向を表明した。地元紙・沖縄タイムス幹部との懇談で明らかにした。
沖縄で期待が高まっている県外移設に関して、外相は「日米間で
ずっと議論してきたことを白紙に戻しての議論とはならない。
オバマ政権も余裕がない」と否定的な見方を強調。その上で「(米国と
の交渉は)もうそろそろ限界だ。選択肢はもう少なくなっている。
『協議の時期は終わった』というのが米側の認識だ」と述べ、合意の
大幅見直しは困難との認識を示した。
このままの状況が続けば、在沖縄海兵隊のグアム移転事業費を
審議している米議会が反発し、海兵隊8千人のグアム移転計画にも
影響が出るとの見方も示した。
外相はこれに先立ち、普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一
市長と会談。連立政権内の意見調整などのため飛行場移設問題の
年内決着は困難との見通しを伝えた。KYODO
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