09/11/17 03:43:47 0
「事業仕分け」1兆125億円の財源確保
政府の行政刷新会議(議長・鳩山首相)は16日、2010年度予算の概算要求から無駄を
洗い出す「事業仕分け」の4日目の作業を東京・市ヶ谷の国立印刷局職員用体育館で行い、
6事業を「廃止」「予算計上見送り」と判定した。
これにより、「廃止」などの形で削減が決まった額と国への返納が求められた「埋蔵金」の
額を合わせると、少なくとも1兆125億円に上る見込みとなった。
仕分け作業は16日までに、対象の447事業のうち204事業が終わった。
読売新聞社の集計では、「廃止」は27事業で835億円、「予算計上見送り」は7事業で
495億円となった。「削減」の71事業のうち41事業は削減率が「半額」「1~2割」などと
明示され、削減額は計2441億~3324億円に上った。一方、「埋蔵金」では、18基金・
特別会計の6352億円を国に返納することも求めており、すべて実現すれば、総額で
1兆125億~1兆1008億円に達することになる。
仙谷行政刷新相は、事業仕分けで3兆円を捻出(ねんしゅつ)したい考えを示しているが、
仕分けチーム統括役の枝野幸男・民主党元政調会長は16日、「3兆円に届かせるために
やっているわけではない」と記者団に強調した。
(2009年11月17日03時04分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)