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不満と評価が交錯=閣僚から意見-事業仕分け
2010年度予算の概算要求の無駄をカットするために政府の
行政刷新会議が進めている事業仕分けについて、各閣僚から13日
午前の閣議後の記者会見で発言が続出。不満・疑問と評価の声が
交錯した。
所管の農道整備事業などが廃止判定された赤松広隆農水相は
「見直し基準をちゃんとしてほしい」と不満を表明。行政評価局の業務が
仕分け対象になっている原口一博総務相は、「(行政評価は)わたし
たちにとってツール。戦うのに刀を捨てる愚かな人間はいない」と疑問を
呈した。北沢俊美防衛相も、在日米軍駐留経費の日本側負担
(思いやり予算)が取り上げられることに関し、「国際的に正確なメッセージが
伝わらなくなる可能性がある」と慎重な判断を求めた。
これに対し、菅直人副総理兼国家戦略担当相や福島瑞穂消費者・
少子化担当相は「国民の前で議論されるのは画期的だ」「税金の使い道が
透明化され、意味がある」とそれぞれ評価。長妻昭厚生労働相は
「ありがたい意見と思っている」と述べた。
閣僚も含めてさまざまな意見が出ていることについて、仙谷由人行
政刷新担当相は「政治の文化を変えることになる大変意義のある試み
だ」
と理解を求めた。(2009/11/13-12:17)JIJI
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