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5億円返還求め
辻恵氏と富士薬品をめぐるトラブル辻恵氏と富士薬品をめぐるトラブル
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
民主党衆院議員の辻恵(めぐむ)弁護士が、医薬品販売大手の「富士
薬品」(さいたま市)から預かった6億円をめぐり、同社とトラブルに
なっていることが1日、分かった。6億円は不動産処分禁止の仮処分
申請に必要な供託金や手続き費用で、同社は仮処分の手続きが
終わったとして、辻氏に供託金分5億円余りの返還を求めて東京地裁
に提訴した。同社は「辻氏は供託金の取り戻し請求権を暴力団関係者
に譲渡し、供託金の回収を故意に困難にした」と主張している。
訴状などによると、辻氏は東京都豊島区の不動産会社の代理人として、
東京・六本木の通称「TSKビル」について、売買などの禁止を求める
仮処分を申請することになった。不動産会社と協力関係にあった富士
薬品が平成19年10月、申請に必要な供託金や登記費用、弁護士費
用など計6億円を肩代わりすることになり、辻氏に預けた。
辻氏は同月、自らが申請者となって東京地裁に仮処分を申し立て、
6億円の中から5億2620万円を供託した。仮処分は東京地裁で認め
られたが、その後、東京高裁が20年6月に仮処分決定を取り消して
確定した。
仮処分の手続きがすべて終結すると、供託金は請求に基づいて返還
される。しかし、富士薬品には十分な情報が伝えられなかった。
訴訟の中で同社は「辻氏は仮処分の手続きがすべて終了したことを
富士薬品に秘して、供託金返還義務を逃れようとした」と主張している。
MSN産経
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