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国際宇宙ステーションに物資を運ぶため、9月、打ち上げられた日本の
宇宙輸送船「HTV」は、積み荷の食料などを運び込む作業をすべて
終え、31日未明、ドッキングしていた宇宙ステーションを離れました。
9月11日に打ち上げられた「HTV」は、国際宇宙ステーションとドッキン
グしてから43日目の31日までに積み荷の食料や日用品などおよそ
4.5トンの物資を運び込む作業をすべて終えました。役目を終えた
「HTV」は、地球の大気圏に突入させて廃棄する計画で、ロボット
アームを使って宇宙ステーションから切り離し、31日午前2時半すぎ、
エンジンを噴射して単独での宇宙飛行を始めました。宇宙航空研究
開発機構によりますと、現在、宇宙ステーションの前方、5キロほど
低い高度を順調に飛行しているということです。初めての打ち上げ
だった「HTV」は、来年にも予定されるスペースシャトルの退役後、
重要な輸送手段の1つとして期待されており、今回の成功は、国際的な
信頼を得る意味でも大きな一歩になりました。「HTV」は、徐々に高度を
下げながら飛行を続け、11月2日の早朝、ニュージーランドの上空、
120キロ付近で大気圏に突入し、ほぼ燃え尽きますが、一部の金属は
燃え残り、ニュージーランドの東の太平洋上に落下するということです。
NHKニュース
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