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刷新会議 事業仕分けに時間も
政府の行政刷新会議の下に設置された「事業仕分け」の作業チームは、
新人議員の登用は好ましくないとする民主党側の意向で今月２３日から
作業を中断しており、政府内から、現場の士気に影響するという懸念が
出始めるなど、仕切り直しには、なお時間がかかるという見方が出ています。
政府は、来年度予算案の編成に向けて、行政刷新会議の下に作業チームを設け、
必要性や効果の低い事業を洗い出す「事業仕分け」を行って、税金のむだづかいを
一掃することにしています。
しかし、作業チームの人選をめぐって、民主党の小沢幹事長が、さきの衆議院選挙で
初当選した新人議員を充てることは好ましくないという認識を示したことから、今月２３日
の午後から活動を中断しています。これについて、鳩山総理大臣は２７日に記者団に対し
「新人議員にも作業チームで頑張ってほしいと考えているが、小沢氏は、しっかりと選挙の
地盤固めをすべきだという気持ちのようだ。小沢氏の気持ちとわれわれの思いをあわせ、
いい形で解決したい」と、述べました。
仙谷行政刷新担当大臣は、作業チームから新人議員の大半を外すことで、党側の
理解を得たうえで、民間の有識者も交えた作業を速やかに再開したいとしています。
ただ、今回の事態を受けて、政府内から、作業チームの現場の士気に影響するという
懸念が出始めるなど、仕切り直しには、なお時間がかかるという見方が出ています。
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