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国内空路7割超が「赤字」 日航・全日空、廃止路線増も 10月23日5時20分
日本航空、全日本空輸グループの国内線計274路線のうち、7割超の193路線が
損益分岐の目安とされる搭乗率60%を割り込み、「赤字」状態に陥っていることが、
4~8月の輸送実績などから分かった。昨年同期は全路線の半分以上が「黒字」だった。
ドル箱の羽田便も70路線中50路線が60%未満で、ローカル路線を支えるほどの
収益源にはなっていない。不採算によるリストラ対象は計34路線。不況などで旅客数は
前年同期よりも約430万人減少しており、休止検討の路線は増加が必至だ。
搭乗率は、提供座席数に対する旅客数の割合。運航コストは航空会社や路線ごとに
異なるので、乗員や航空機のやり繰りなどから搭乗率が高くても投資効率が悪い路線や、
逆に低くても黒字の路線はあるが、航空業界では「60%が損益分岐点」ともいわれる。
旅客数は、日航はJALエクスプレスなど関連7社の計151路線、全日空はエアーニッポン
など関連5社の計123路線で集計した。全路線に占める「赤字」比率は70.43%。
昨年同期の47.85%から、22ポイント以上も悪化した。
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日本航空国内線の路線別搭乗率一覧
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全日空国内線の路線別搭乗率一覧
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