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文部科学省は、全国の小学６年生と中学３年生を対象に行っている
全国学力テストについて、すべての児童・生徒を対象としている今の
方式から、全体の４０％の学級が参加する方式に改めることになり、
具体的な実施方法の検討を急ぐことにしています。
平成１９年度に始まった全国学力テストは、全国の小学６年生と中学
３年生を対象に国語と算数・数学の試験を行うもので、年間５７億円の
予算をかけて実施しています。これについて、川端文部科学大臣は、
「費用対効果を考えると抽出方式で十分だ」として、統計の専門家など
と協議を重ねた結果、全体の４０％の学級がテストに参加する方式に
改めることを決めました。そして、文部科学省は、実施にかかる費用に
ついて、これまでより２１億円減額した３６億円を来年度予算案の概算
要求に盛り込み、具体的な実施方法の検討を急ぐことにしています。
また、文部科学省では、テストの教科の数や対象となる学年についても、
改める必要があるかどうか、来年度から調査を行うことにしています。
NHKニュース
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