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鳩山は東京都内で開かれた環境をテーマにした国際会議であいさつし、
京都議定書に続く温暖化対策の新しい枠組みの合意に向け、日本が
中心的な役割を果たしたいという考えを強調しました。
この中で鳩山は、主要排出国の合意などを前提に温室効果ガスを
西暦2020年までに25%削減することを目指すと表明したことに
ついて、「あえて日本が野心的な目標を提示したのは、日本が世界の
国々の懸け橋になり、将来世代のために地球を守りたいと願ったから
にほかならない」と述べ、温暖化対策の新しい枠組みの合意に向けて
日本が中心的な役割を果たしたいという考えを強調しました。また、
鳩山は「25%削減を達成するためには国民の総力をあげて努力を
する必要がある。そのためにも国内排出量取引制度や再生可能エネル
ギーの固定価格買い取り制度の導入、地球温暖化対策税の検討など
あらゆる政策を総動員したい」と述べました。そのうえで、鳩山は「国内
の産業界などからは、経済や企業収益の足かせになるのではないかと
危ぶむ声も出ているが、無限の可能性を持つ日本の科学技術力を
もってすれば、必ず目標を達成できると確信している」と述べ、目標の
実現に強い意欲を示しました。NHKニュース
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