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政権発足からの1カ月をかけ、民主党の小沢一郎幹事長は「政策と
党務のすみ分け」を大義に掲げ、党の支配体制を固めてきた。
党役員会は側近で固め、14日には国会内に「小沢チルドレン」ら
新人議員約140人を集め、1年生の心構えを説き、権勢を見せつけた。
一方、臨時国会での首相の所信表明演説への代表質問はさっそく
辞退してしまった。かつて自民党を振り回した「小沢支配」が再現され
ようとしている。
「40年前、私ども1年生議員は『益荒男(ますらお)派出婦』といわれ、
定足数が足りない委員会を走り回った。『こんなことのために出てきた
んじゃない』と思うかもしれないが、それも一つの経験、修行です」
14日午後、国対幹部と新人の会合に現れた小沢氏は、自らの駆け
出し時代の思い出話を穏やかな表情で語り始めた。話は半年に
すぎない閣僚経験や最年少の自民党幹事長に就いたことに及び、
こう結んだ。
「与えられた仕事をきちんとこなしていくと将来の展望が開ける。
院内に来たら幹事長室に立ち寄ってください」
小沢氏は選挙、国会対策などの党務に専念し、鳩山由紀夫首相が
統括する政策には口を挟まないと公言。一方、党役員会に首相は
入れず、輿石(こしいし)東(あずま)参院議員会長、山岡賢次国対委
員長、石井一選対委員長ら側近議員で固めた。サンスポコム
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