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政府は１２日、２００９年度補正予算の見直しで、執行停止目標額３兆円の
確保に向け、各省副大臣が上積み調整を行った。行政刷新会議は
「上積みゼロ」を示した農林水産省や外務省など各省に再回答を求めた。
このうち厚生労働省とは地域医療再生基金をめぐる調整が決着せず、
１兆３７９０億円の公共事業の地方向け交付金を抱える内閣府との交渉も
１３日に持ち越された。
政府は２０１０年度予算の概算要求の再提出と合わせて１５日に最終決着を図り、
１６日に閣議決定する方針。
古川元久内閣府副大臣（行政刷新会議担当）は記者団に対し、「基金など来年度
以降支出分は基本的に停止とした首相指示の徹底を改めてお願いした」と語った。
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