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アメリカのキャンベル国務次官補が11日来日し、「日本政府が外交や
安全保障をどう見直そうとしているのか話し合いたい」と述べ、インド洋
での給油活動やアフガニスタンの復興支援をめぐる日本政府の姿勢を
見極めたい考えを示しました。
対日政策を担当するアメリカのキャンベル国務次官補は、アフガニ
スタンの復興支援や沖縄の普天間基地の移設問題などについて話し
合うため、11日午後、日本に到着しました。キャンベル国務次官補は、
成田空港で「今回の訪問では、日米同盟にかかわるあらゆる問題に
ついて民主党の指導者と話し合いたい」と述べました。そのうえで
「日本政府が外交や安全保障をどう見直そうとしているのか話し合いたい」
と述べ、日米間の懸案となっているインド洋での給油活動やアフガニス
タンの復興支援、それに普天間基地の移設問題をめぐる日本政府の
姿勢を見極めたい考えを示しました。また、北朝鮮のキム・ジョンイル
総書記が中国の温家宝首相に対し、6か国協議への復帰に柔軟な
姿勢を示したことについて、キャンベル次官補は「北朝鮮の姿勢は喜ば
しいことだ」と歓迎する意向を示したものの、米朝の2国間協議の時期
については「まだ決まっていない」と述べました。キャンベル次官補は
12日、外務省や防衛省の担当者と協議を行ったあと、北京を訪問する
予定です。NHKニュース
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