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岡田外務大臣は、現地時間の11日夜にパキスタンのギラニ首相と
会談し、ギラニ首相は来年1月で期限が切れるインド洋での海上
自衛隊による給油活動を継続するよう求めました。
パキスタンを訪問している岡田外務大臣は、現地時間の11日夜、
日本時間の12日未明、首都イスラマバードでギラニ首相と会談しました。
この中で、岡田大臣は、イスラマバード近郊で武装グループが陸軍の
総司令部を襲撃し、双方のあわせて10人が死亡した事件について、
犠牲者へのめい福を祈ったうえで、「パキスタンの安定的な発展は国際
社会全体の平和と安定に直結するものであり、これからもパキスタンへ
の支援を強化していきたい」と述べました。
これに対しギラニ首相は、これまでの日本の支援に感謝の意を
示したうえで、「パキスタンが抱える喫緊の課題はエネルギーなどの
問題だ」と述べ、日本のさらなる支援に期待を示しました。
また、来年1月で期限が切れるインド洋での海上自衛隊による
給油活動について、ギラニ首相は
「パキスタン海軍への燃料や飲料水の補給支援をぜひ継続してほしい」
と述べ、給油活動を継続するよう求めましたが、岡田大臣は「期限が
切れたあとの対応については検討しているところだ」と述べるにとどめ
ました。NHKニュース
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