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亀井金融担当相、西松事件で逮捕の幹部から献金、平成9~12年
西松建設の裏金持ち込みやダミー献金など一連の事件で東京地検特捜部に逮捕された
西松関係者3人が、亀井静香金融・郵政担当相側に個人献金していたことが11日、
産経新聞の調べで分かった。一連の事件で引責辞任した西松の前社長が、仙谷由人
行政刷新担当相側に個人献金していたことも判明。ダミー団体や下請け企業、子会社
などを使って違法・脱法献金を繰り返していたとされる西松と、鳩山内閣の主要閣僚との
政治献金を通じた新たな接点が浮上した形だ。
亀井氏の資金管理団体「亀井静香後援会」に個人献金していたのは、西松の元副社長と
元総務部長、西松の子会社「松栄不動産」元社長。元副社長は、海外でつくった裏金7千万
円を無許可で国内に持ち込むよう部下に指示したとして、外為法違反罪に問われ、有罪が
確定。松栄不動産の元社長は共犯の容疑で逮捕されたが、関与が従属的だったとして
不起訴となった。
元総務部長は、政治団体「新政治問題研究会」など2つのダミー団体を通じた違法献金
事件で民主党の小沢一郎幹事長の公設秘書とともに逮捕されたが、やはり従属的だった
として不起訴となった。
政治資金収支報告書によると、元副社長は海外事業部長時代の平成9年、12万円を
献金。松栄不動産の元社長は9、11、12年にそれぞれ12万円を献金。松栄不動産は、
西松が献金のダミーに使っていたとされる。元総務部長は、談合が繰り返されていたと
される東北の副支店長から本社に戻り総務部長に就任した12年、12万円を献金して
いた。
亀井氏は8~9年にかけて建設大臣(当時)。11~12年には自民党の政調会長の職に
あった。西松の裏工作に関与した人物と、亀井氏との具体的な接点が明らかになったのは
初めて。
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