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利賀ダムを含む全国48ダム工事の一時凍結。県などからは、
住民が完成を切望しているとして、早期の解除を求める声が上がったが、
今後、建設中止対象となるダムが出てくる可能性もある。県関係者は、
どんな次の手に出てくるか予想がつかない民主党中心の新政権に
戸惑い、「先行きがはっきりしない」と不安視している。
【波紋】 石井知事は、「周辺市町村長は全員賛成。住民も基本的に
賛成だ」とし、前原氏が建設中止を明言した八ツ場ダム(群馬県)や
川辺川ダム(熊本県)など、一部住民の反対があるダムと状況が異な
ると強調。報道で凍結を知ったという南砺市の田中幹夫市長は「今後
もこんな感じでは、不安が増す」と新政権へ不信感を募らせた。
連立与党の国民新党最高顧問で同ダム建設促進期成同盟会会長、
綿貫民輔氏も「一律にダムは良くないというのはおかしい」と“身内”を
批判した。
【危機感】 利賀ダムは1993年着工。治水や工業用水確保が目的で、
08年度に完成予定だったが、財政事情や工事計画変更で22年度
にずれ込んだ。総事業費も当初の900億円から、1150億円に膨らみ、
工事進捗(しんちょく)率は、08年度末現在で26・6%(事業費ベース)
にとどまっている。YOL
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