09/10/09 18:07:56 0
前原国土交通大臣は閣議後の会見で、今年度の補正予算の見直しで
焦点の1つとなっていた、整備新幹線の5つの区間の前倒し工事を
進めるため計上している733億円の国費については、凍結の対象に
しないことを明らかにしました。
今年度の補正予算には、北海道新幹線と東北新幹線、それに北陸
新幹線と九州新幹線の鹿児島ルートと長崎ルートの5つの区間の
整備新幹線の前倒し工事を進めるため、国費として733億円が計上
されています。鳩山政権が行っている今年度の補正予算の見直し
作業では、この整備新幹線の工事を凍結の対象にするのかが焦点
の1つになっていましたが、前原国土交通大臣は閣議後の会見で、
凍結の対象にしないことを明らかにしました。
また、前原大臣は整備新幹線のうち、「北陸新幹線」の長野から
金沢の間の線路や駅舎などの建設工事について、9日付けで実施
計画を認可したことを明らかにしました。この工事をめぐっては、
新潟県の泉田知事が地元の負担金が増額されたことなどを理由に
国が認可を出すことに同意していませんでしたが、前原大臣は「行政
手続きの遅延によって開業を遅らせてはならない。地元の了解は
法律の要件ではない」としています。これについて、新潟県の泉田
知事は「法律に定められた沿線の自治体からの意見聴取がないまま
に手続きが進められていると考えざるをえない。たいへん遺憾であ
り、国の認可手続きの撤回を申し入れるとともに、県の補正予算に
盛り込まれている北陸新幹線の建設負担金の執行停止を検討せざ
るをえない」と反発しています。NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)