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国土交通省は、今月15日に提出する来年度予算案の概算要求について、群馬県の
「八ッ場ダム」の本体工事費を見送ることなどによって、今年度の当初予算と比べ、
10パーセントから20パーセント程度削減する方向で検討に入りました。
来年度予算案をめぐって政府は、前の政権での概算要求を全面的に見直し、今月15日
までにあらためて提出するよう各省庁に求めています。前原国土交通大臣ら政務三役は、
民主党が政権公約に掲げた大型公共事業を見直す方針に沿って公共事業費を中心に
今年度の当初予算と比べて10パーセントから20パーセント削減する案を作成するよう
各部局に指示しました。
これを受けて国土交通省は、群馬県の「八ッ場ダム」の本体工事費の計上を見送り、
このほかの全国で計画されている140余りのダムや高速道路の整備費などを削減する
方向で検討に入りました。
国土交通省の場合、公共事業は毎年3パーセントから5パーセント程度削減されてきま
したが、10パーセントから20パーセント程度の削減となると金額でおよそ6000億円から
1兆円を超える計算で、これまでにない大幅な削減となります。国土交通省では、費用に
対して得られる効果や事業の必要性を精査し、どの事業を中止や削減するのか今後、
具体的な選定作業を進めることにしています。
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