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群馬県の八ッ場(やんば)ダム建設中止問題を巡り、埼玉県議会の
民主系会派「民主党・無所属の会」(18人)は5日、国に建設中止を
求める請願の県議会採択で、反対することを決めた。
会派は、代表を含む9人が建設推進派。政府・党本部の方針に背く
格好となっている。
埼玉県は利水と治水を目的に、東京都などと共に建設事業に参加し、
事業費406億円を支出。民主党が初めてマニフェストで建設中止を
打ち出したのは2005年で、それ以前からの会派メンバーには「今さら
立場を変えられない」との声も多く、党員16人のうち7人は推進派だ。
会派は5日、県民から出された請願への対応を話し合い、「建設中止」
の採択には反対し、会派の見解を意見書として提出する方針を決めた。
意見書では、中止・推進の立場は明示せず、国に事業の徹底検証を
求めるとみられ、建設を推進する自民党会派などと一致して出す予定。
会派代表の矢部節県議(67)は「党本部は党本部、会派は会派。
今回の対応は意見書作成に向け、自民党会派と話し合う場を作るため
の答えの一つ」としているが、内容によっては会派内の中止派の反発
は必至だ。 読売新聞
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