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国内初の官民協働刑務所「美祢社会復帰促進センター」(山口県美祢市)で、このほど女性受刑者による盆踊りが行われた。
同センターでは初の試みで、地域の協力を得てようやく実現にこぎつけ、9月に入った季節はずれの開催に。受刑者たちは「まさか刑務所
で浴衣が着られるとは…」「ふるさとを思いだした」と満足そうだった。
民間の資金やノウハウを活用するPFI手法で、国内初の官民協働刑務所として平成19年4月に開所した同センターが、他の多くの
矯正施設では恒例行事となっている盆踊りを行おうと計画した。
県更生保護女性連盟が浴衣の確保に奔走したほか、美祢地区更生保護女性会のメンバーらが受刑者に踊りや着付けなどを指導。
帯やぞうりなどは近隣の刑務所から借りた。
こうして迎えた本番。受刑者の1人が「すてきな浴衣をありがとうございます。今日の思い出を心の糧に明日から頑張りたい」と感謝の
言葉を述べたあと、踊りがスタート。受刑者らは二重三重の輪を作り、歌や太鼓の音に合わせてにこやかな表情で身体を動かしていた。
「お手伝いできてよかった。受刑者たちが今日の気持ちを忘れず、この試みが再犯防止につながればうれしい」と同連盟の桝野文子
会長。同センターでは「地域の人たちが支えてくれているということを、受刑者たちの目に見える形にしたかった。恒例行事にしたい」と
話していた。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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