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ＪＲ側に調査状況漏らす＝福知山線事故で事故調委員－運輸安全委
運輸安全委員会は２５日、ＪＲ福知山線脱線事故に絡み、当時の航空・鉄道事故調査
委員会の委員が、ＪＲ西日本側の働き掛けに応じ、調査状況や報告書案を同社に提供
していたことを明らかにした。（2009/09/25-11:52）
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ＪＲ西社長に情報漏らす 尼崎脱線で事故調委員 2009.9.25 11:38
平成１７年４月に発生した尼崎ＪＲ脱線事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会
（当時）の委員が、１９年６月に最終報告書を取りまとめる前、報告書をＪＲ西日本の山崎
正夫社長（同）に見せていたことが２５日、分かった。
運輸安全委員会は「守秘義務に反した情報漏えいだった」として、同日記者会見し謝罪。
安全委は「漏えいで最終報告書の内容がゆがめられたことはない」としている。
業務上過失致死罪で在宅起訴された山崎前社長の取り調べの中で明らかになり、捜査
当局側から安全委に通報があったという。
神戸地検は今年７月、自動列車停止装置（ＡＴＳ）があれば事故を防げたとして、ＪＲ西日本
が現場を急カーブに付け替えた当時の安全対策最高責任者だった山崎前社長を起訴した。
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