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亀井郵政改革・金融担当大臣が、金融機関からの借入金の返済に
苦しんでいる中小企業などを支援するため、返済を猶予する法案を
この秋の臨時国会に提出するための作業を急ぐよう指示したことに
ついて、東京・大田区の中小企業の間からは、法案の実現を期待する
声が出ています。このうち、機械製造会社の高島田政敬会長は「去年
の秋以降、売り上げが半分まで落ち込み、経営が厳しさを増している。
このため、半年でも1年でもローンの返済を猶予してもらえるというの
は、たいへんありがたいし、助かります。
ただ、金融機関にとっても売り上げが減ることになるので、貸し出しなど
が厳しくなるかもしれないという不安はある。借りているものは返すとい
うのが基本で、中小企業の自助努力も、もちろん大事だと思う」と話して
いました。また、医療機器部品会社の柳沢久仁夫社長は「借りたものは
返すのが当たり前で、これまでもきちんと返済してきたが、従業員8人
の小さい会社で、さまざまな経費削減を行ってきて、もう削るところがな
いのが実情です。一時的にでも、ローンの支払いを猶予してもらえると、
もう少し頑張ろうという気持ちになれます」と話していました。さらに、金
型製造会社の会長で、日本金型工業会の理事を務める並木正夫さん
は「今回の政策がなければ、日本のものづくりを支えている中小企業は
負担に耐え切れず、賃金が安い海外のメーカーに飲み込まれてしまう。
日本の中小企業の多くは、とにかく仕事をしたいと思っている。返済を
猶予してもらって懸命に仕事をし、きちんと借金を返済することで、日本
全体の経済がよくなると信じている」と話していました。NHKニュース
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