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タクシーのエムケイに賃金支払い命令
タクシー大手「エムケイ」のグループ会社「大阪エムケイ」(大阪市)が賃金を不当に
減額したとして元乗務員ら10人が、同社に未払い賃金など計約9100万円の支払いを
求めた訴訟の判決で、大阪地裁は24日、9人に付加金を含めた計約5590万円を支払う
よう命じた。残り1人については、時効を理由に請求を退けた。
判決によると、同社は乗務員の同意なしに「その他控除」などの名目で賃金をカット。
「休憩を多く取っていた」として時間外や深夜勤務手当も一部しか支払わなかった。
判決理由で大須賀寛之裁判官は「控除には賃金規定上の根拠がなく、違法」と指摘、
「制服代を差し引いただけ」とする会社側の主張を退けた。また、時間外手当などに
ついても「休憩時間に客待ちの時間が含まれるなど、会社側の賃金算出方法は信用
できず、著しく低額の支払いしかしていない」とした。
大阪エムケイは「判決は真摯(しんし)に受け止める。内容を精査して今後の対応を
決めたい」としている。(共同)
[2009年9月24日21時25分]
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