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今年で創業106年を迎える老舗洋食店「日比谷 松本楼」(東京都千代田区日比谷公園)は25日、恒例の「明治・大正・昭和を
偲(しの)ぶカレーチャリティ」を開く。先着1500人に1皿10円でカレーを提供し、売上金を全額ユニセフ(国連児童基金)に寄付する
イベントで、今回は37回目。
同店は明治36年にオープン。政治家や文化人が会合を開いたり、庶民が気軽に洋食を食べられるレストランとして人気を集め、同店で
カレーライスを食べ、コーヒーを飲むことが“ハイカラ”とされる時代もあった。
昭和46年、沖縄返還デモによる被害で建物が焼失。2年後に再建した際、感謝の気持ちをこめて「10円カレー」を実施。9月25日を
「10円カレーの日」と定め、カレー1皿を10円以上の任意料金で提供し、売上金をユニセフのほか、被災者や交通遺児などに寄付して
きた。
1人あたりの平均寄付金は昭和52年の33円から右肩上がりで、平成3年には321円にまで増えた。以降、増減を繰り返しているが、
昨年は250円で、この10年では15年の264円に次いで多かった。寄付金の総額は1800万円を超えるという。
これまで「10円カレー」を食べたのは延べ約8万4千人。昨年は午前11時の開店を待ち2千人以上が詰めかけた。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)