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万引き高齢者:4人に1人「孤独」警視庁が専従班設置検討
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万引き検挙・補導者数に占める少年と高齢者の割合(東京都内)
万引きで逮捕・書類送検された高齢者の4人に1人は「孤独」で、半数は「生きがいがない」。警視庁は、
65歳以上の高齢者の万引き検挙者に実施した初めてのアンケートでこうした結果が出たことを受け、動機
や生活状況を分析する専従チームを新たに設け
ることを検討している。高齢者の万引きは全国的にも増加傾向にあり、取り組みが注目される。【町田徳丈】
警視庁によると、08年の東京都内の検挙・補導者数は1万2695人で、99年に比べ2.3倍に増加。
65歳以上の高齢者が占める割合も6.0%から22.6%に上昇し、少年の25.8%に迫っている。全
国的にも同様の傾向にあり、99年は検挙・補導者9万6256人のうち高齢者は10.5%だったが、0
8年は10万8307人のうち24.9%が高齢者だった。
こうした状況を踏まえ、警視庁が09年に逮捕・書類送検した高齢者204人(男92人、女112人)
にアンケートを実施。万引きした動機は「孤独」が23.9%で最も多く、少年の4.0%、高齢者を除く
成人の16.3%を上回った。4割が1人暮らしで、9割が友達が「いない」「少ない」と回答。約半数が
「相談できる相手がいない」「生きがいがない」と答えた。万引きをした高齢者が孤独を抱えている実態が
浮かび上がった。
万引きした品物は「食料品」が77.0%と最も多く、被害額は1000円以下の商品が約半数だった。
8月下旬にスーパーでタマネギ1個(98円相当)を万引きして検挙された無職の男(67)は「生活保護
を受けており、家計節約のため万引きした」と供述している。63.7%が「収入なし」と回答しており、
生活必需品を盗む高齢者が目立った。
続く
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