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コスプレ列車登場、沿線に史跡いっぱい会津鉄道
会津鉄道は27日、列車の車内や沿線の観光名所をコスプレ愛好者の撮影スポットとして開放するユニークなイベント「あいづコストレ」を始める。
利用客の落ち込みが続くなか、会津鉄道と沿線地域の活性化を図るのが目的。同社の大石直社長は「コスプレトレインと言えば会津、
と言われるほどのイベントにしたい」と張り切っている。
会津鉄道は、1987年にJRから経営を引き継いだ第3セクター。1991年に約121万人だった年間利用客数は現在、約70万人にまで落ち込んでいる。
この状況を改善しようと、これまで、車内で民話の語りを楽しめるイベントや、3両編成の車両ごとにお座敷、トロッコ、展望列車の違った雰囲気が味わえる
「お座トロ展望列車」など様々な取り組みをしてきた。
「コスプレ」は以前から、活性化イベント案の一つにあがっていたが、アニメのキャラクターやメイド服といったイメージが強く、鉄道との結びつけ方を具体化
できずにいた。そこへ、伊達政宗を主人公にしたゲーム「戦国BASARA」や歴史好きの女性「歴女(れきじょ)」などの歴史ブームが到来。「沿線には本物の
史跡がたくさんある。歴史物のコスプレならぴったりなのではないか」と、社長自らが提案した。