09/09/24 09:06:16 h04s4sso0
カダフィ氏 国連初登場に騒然
ニューヨークで開かれている国連総会に、かつて欧米諸国と激しく対立したリビアの最高指導者カダフィ大佐が初めて出席し、
会場の外では抗議デモが行われるなど一時騒然となりました。
リビアの最高指導者として40年にわたって君臨するカダフィ大佐は、かつては中東きっての反米強硬派として欧米と激しく
対立しましたが、3年前にアメリカから「テロ支援国家」の指定を解除されるなど、欧米との関係改善を進めており、今回初めて
アメリカを訪問して国連総会に出席しました。アメリカのオバマ大統領に続いて演説したカダフィ大佐は、冒頭から「国連では
安全保障理事会の常任理事国だけが拒否権という特権を持つ。そんな国連のあり方はまちがっている」と、国連憲章の冊子を
投げ捨て、かつてリビアに制裁を科した安保理を非難して毒舌ぶりを披露しました。そして、議長の制止を無視して15分の持ち
時間を大幅に越えて、1時間半以上も話し続けたため、ほかの国の首脳の演説予定に大きな遅れが生じています。
また、国連の外では強権的な支配体制を敷くカダフィ大佐に反対するリビアの人々らが、「独裁者」などと書いたプラカードを
持って抗議したのに対し、リビア当局が動員したとみられる支持者のデモも行われ、一時騒然とした雰囲気に包まれました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)