09/09/20 17:17:07 TCd2XptN0
街を歩いてると道端に1オンスが落ちていたんだ。
ボクは知らないふりをして横切ろうとすると
後ろにいた髭を生やしたおじさんが
「これは君のじゃないのかね?」って
「ボクは違うよ」って正直に答えると
おじさんは1オンスを持って困った顔をしたんだ。
ボクはその顔をみて
「おじさんの物にしちゃえよ」っていうと
おじさんは「これは元の主を この場所で待ってるんだ」といって
そっと1オンスを道においた。
ボクとおじさん、そして道(街)はまた知らない者同士になって別れていった。
たぶんボクはその一瞬だけを未来で思い出すだろう。